高柳商店街の火災@伊勢市
1/26（金）、私の地元・伊勢市にある「高柳商店街」という商店街で
6棟が全焼するような大規模な火災がありました。
一時、付近の住民に避難指示が出たり、
伊勢市だけでなく近隣の市からも駆けつけてくれた消防車などで
あたりは騒然としていたようです。
ニュースでは1名軽傷とありましたが、それ以上の被害はなかったようで一安心です。
風の強い日だったので、全焼した家の方には申し訳ないですが、
6棟で済んでよかったなと思いました。
火災が発生した周辺は古い家屋が密集した商店街です。
新潟の糸魚川の大火災のように、
延焼が、もっと広がって、さらに被害が大きくなる可能性も十分に考えられたので
そういう意味では、消防の方たちが速やかに対応してくれたのかな、と。
それでも6棟全焼するような大規模な火災は
私が生まれてから伊勢であったのかな。。？
というぐらいなかったので、衝撃でした。
今は東京に住んでいるのですが、
この火災についてはyahooニュースで知りました。
幸い、実家は火災現場からは離れているので何もなかったのですが、
この高柳商店街というところは
毎年6月～7月上旬にかけて「高柳の夜店」という
お祭り（イベント）をやっている場所で、
私も地元にいた頃は毎年行っていたので、
知っている場所で、思い出もある場所なので、
燃えてなくなったところがあるのかと思うと心が痛いです。
この「高柳の夜店」、開催日が少し変わっていて
1ヶ月と少しの期間中「1・６・３・８」がつく日と、毎週土曜に開催されます。
伊勢の人は「イチ・ロク・サン・パチ」と言って開催日を確認します。
（懐かしい響き！笑）
夜店では、商店街にずらっと屋台が出て、
商店街に隣接する公園では太鼓の演奏などをやっている日もあります。
伊勢の夏といえば、「高柳の夜店」。
小学生ぐらいまでは親に連れて行ってもらって、
中学生ぐらいになると友達同士で行くようになってましたね。
高校生になると、この商店街の近くの高校に通っていたので
学校帰りに期間中はよく、夜店の屋台で
からあげとクレープを食べてました。笑
普段はシャッター街のようで
営業しているお店はちらほらっといった感じで閑散としていますが、
夏の夜店の時は、賑わっていました。
思い出の地が火災現場となってしまって本当に残念です。
火災、火事って全てが一瞬でなくなってしまいますよね。
家も家具も思い出の品もぜーーーんぶ。
そういや うちの父は、昔、会社の寮が火事になって
卒業アルバムが全部燃えて無くなった、と言ってたのを思い出しました。
父はその時、寮にいなかったようで、帰ってきたらすでに燃えていたようです。。
他人事ではないんですよね。
誰にでも起こしてしまう可能性があるし、巻き込まれる可能性もある。
恐ろしい。。
今回の火災では怪我人がほとんどいなかったようで、本当によかったです。
最悪、無事であれば家やモノがなくなっても、なんとかなる！
残念だ、と思うと同時にそう思いました。
もし実家が火事で燃えて無くなったとしても、悲しいけど、
でも家族や近所の人が無事であれば、もうそれで充分かなって。
こうやって、モノにあまり固執しなくなったのは、
去年の断捨離をしてからです。
大切なのはモノじゃないんだ、と気づいたんですよね。
そのモノに対する想いが大事なんだなって。
少なくとも、私にとって大事なものは"モノ"ではないんだと。
地元の火災で、そんなことを改めて思いました。
今年の夜店はできるんかな～？
伊勢の夏の風物詩、できれば今年も変わらずやってほしいですね！
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